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0.リンクに関する私見

There is no reason to have to ask before making a link to another site.
(Tim Berners-Lee)

WWWというのは、互いの知を全世界に公開し、ネットワーク化するということを実現している場所です。具体的には、ハイパーテキストによる情報の結合、情報資源の共有を行っている場所であるということです。もちろんどのような場所であろうと、自分勝手な想いをもって使うことは可能です。運が良ければその思いは叶えられるかもしれませんが、叶えなれないこともあります。

Webとは何かを理解しようとするなら、すなわち私や私の仲間たちが共有しているヴィジョンに参加しようとするなら、Webがどのようにしてこの世に現れたのかを知る必要がある。
Webの創成 World Wide Webはいかにして生まれどこに向かうのか(P11)
(Tim Berners-Lee著/高橋徹監訳/毎日コミュニケーションズ)

WWWは「情報の結合、共有」を実現するための場所なので、自由なリンクを妨げないように注意して作られています。そのような場所を「特定のサイトからリンクされたくない」という願いをこめて使うことは勝手ですが、願いかなわず特定のサイトからリンクされてしまい、自分が嫌な思いをしたとしても、それは特定のサイトからリンクされたくない文書をWWWに置いた自分の責任です。リンクした人を含め、他人に文句を言ってはいけません。

いったん公開されてしまったら、世の中にその情報のアドレスが出回ったことについて不満をいうことはできない。
Webの創成 World Wide Webはいかにして生まれどこに向かうのか(P175)
(Tim Berners-Lee著/高橋徹監訳/毎日コミュニケーションズ)

「特定のサイトからリンクされたくない」という願いをこめてWWWに文書を置くことは可能ですが、その願いは個人の勝手な希望に過ぎません。他の人は、そのような個人の勝手な希望を叶えてあげなければならない理由はなにもありません。もし願い叶わず特定のサイトからリンクされてしまった場合は、筋違いな頼みであることを承知の上で、相手にリンクを外してもらうようお願いするか、リンクを外すメリットを提示して、もしくは自ら提供して、リンクを外してはどうかと提案するしかありません。その場合、相手がそのお願いを聞いてくれなかったり提案に乗ってくれなかったりするかもしれませんが、仕方ありません。
間違っても、リンクした相手に対して「無断でリンクするのはマナー違反だ」などと正当な行為を不当な行為であるかのごとく論ったり、「俺はリンクをされるのが嫌なんだ、リンクを外せ」などと我侭を言ってはいけません。

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